田んぼにタゲリが群れで飛来しています。
美しいタゲリですが、耕されて凸凹していたり、二番穂のある田んぼにいると、自然に隠れて目立ちません。
水がたまっている田んぼは少ないですが、こうした田んぼは野鳥たちに好まれるように感じます。
正面から撮影。あたたかい日差しの中、田んぼをちょこちょこ歩きながら、ときどき何かを食べていました。
頭の冠羽が美しい成鳥、手前は幼鳥のようです。
タゲリはチドリのなかま(チドリ科)ですが、コチドリなどとちがって後指があります。
幼鳥は少し淡い色合い、そしてちょっと頼りない様子。運良く撮影できました。
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アカネズミ、野生のネズミです。
写真は以前に撮影したもの。
アカネズミの特徴は、目が大きくて、赤茶色の毛、少し長めの足、頭胴長と同じくらいの長さの尾(写真は尾っぽが映っていませんが××)、林に生息します。大きな目に赤茶色の毛がとても可愛らしいネズミです。
植物の種や実、根茎、昆虫を食べるようです。オニグルミの食痕がよく見つかります。
河北潟のあたりでは、干拓地の防風林帯のほか、流入河川の河口域、堤防近辺、農地など、広い範囲で確認されています。
ネズミ類はじめ小型哺乳類について大串龍一先生が長年調べられていました。
河北潟総合研究 http://kahokugata.sakura.ne.jp/publications/sougouken.html
・第5巻(2002年)、第6巻(2003年)、第7巻(2004年)、第9巻(2006年)
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食害とは無関係の野鳥がネットにからまっている状況を目撃すると、なんともいたたまれない気持ちになります。今回はフクロウが引っかかっていました。
細いネットに引っかかると、驚いてあばれるので、野鳥にネットが絡みついてしまいます。運良くすぐに外れることもありますが、交差したり巻き付くとあばれるたびに雁字搦めになってしまいます。
こうした問題を避けるためには、食害がどのような状況でおきているのかを具体的に知るための調査をおこない、効果的で、野鳥が巻き込まれて命を落とすことのない防除策を見つけることが望まれます。
しかし、簡単なことではありません。
この問題は、河北潟だけでなく、レンコンの生産地で有名な茨城県でもおきています。
十分な実態調査ができるだけの予算や専門員の確保、食害防除のための予算も必要になります。
フクロウのような農業にとっては益鳥になる野鳥が命を落とすことは、農業にとっても不利益で、だれもが望まない事態ではないかと思います。農業と野生生物の共存に向けての重要な課題です。
河北潟では、15年ほど前に防鳥ネットのタイプが変わり、その頃から野鳥がネットにからまる状況はあまり見かけなくなっていました。今回のフクロウは網だけではなく、もともと上面や角に張られていたと思われる番線(針金)が、翼に複雑に絡みついていましたので、針金も絡みつく場合があることがわかりました。
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日本の国鳥であるキジ。
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ヨシ原の中に巣をつくるオオヨシキリ。
子育てのために夏鳥として東南アジアなどからやって来る渡り鳥ですが、4月下旬には河北潟の周辺に現れます。
多くの図鑑には、オオヨシキリはヨシ原に生息すると書いてあります。
しかしこの頃は、まだヨシがやっと芽を出しはじめたところです。去年のヨシは雪で倒れてしまっています。
それでは、オオヨシキリは一体どこにいるのでしょう?
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今年は、春に河北潟の湖岸を調査する機会がありましたので、渡ってきたオオヨシキリを注意して観察していました。
そして分かったことは、オオヨシキリは渡ってきてすぐの頃には、樹木をすみかにしていることでした。これからヨシ原となるエリアに生えている樹木間を行ったり来たりしています。雄同士が牽制し合って、盛んにギョッシ、ギョッシと大きく鳴いています。これから伸びてくるヨシ原の一角を、既に縄張りとして確保(予約)しているかのようです。
そうしながら、ヨシ原が育ってくるのを待っているのでしょう。この観察で、オオヨシキリが繁殖するためには、ヨシ原があることと同時に、ヨシ原のまわりにある程度の樹木が生えていることが重要であることが分かりました。
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]]>コムクドリ
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コムクドリが群れでみられました。
20〜30羽一緒にいたように見えましたが、ムクドリも混じっていたかもしれません。
夏に時々みられることがありますが、運良く出会えない年もあって、確認できたら嬉しくなります。
ホワイトクリーム色の頭に、えんじ色のほっぺがとっても愛らしいです。(写真はうまく撮れていませんが××)
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ホシムクドリ
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今年の冬は、ホシムクドリが河北潟干拓地でみられました。
2回出会いましたが、2回とも3羽一緒に行動していました。
今頃どこにいるのかな〜。
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ムクドリ
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身近にみられるムクドリです。
2011年に公園で撮影したものです・・。いつもたくさん見ていますが、写真があまり撮れていないことに気づきました。
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河北潟干拓地
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今年の冬は1月から雪がたくさん降りましたが、2月5日〜7日はとくにたくさん降り積もり、金沢気象台では最深積雪87cmが記録されました。
写真は、2月9日に撮影したものです。除雪車により除雪された農道は通れますが、雪で通れない道もたくさんありました。
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中央幹線排水路
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夕暮れの河北潟干拓地。雪に覆われた干拓地で、カモたちがどのように餌を食べているのか気になります。
中央幹線排水路にカモたちがたくさん集まっていました。
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]]>水鳥
河北潟では在来の沈水植物がほとんどみられなくなっています。
エビモ
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2017.8.29.
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決して良い環境ではないのですが、同じところに生存しています。
不思議です。
もともと河北潟の湖の中にも水路にもたくさんあった沈水植物。それが限られた場所にしかなくなっていることを不気味に感じます。
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スッポン
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2017.8.22.
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河北潟干拓地の道路端にスッポンがいました。
アスファルト道路のような固い地面を歩くのは、あまり得意ではないと思われますが、水辺から離れたところにいてビックリしました。近くの道端(堤防下)に卵が掘り返されたところがありましたので、もしかしたら、産卵にきていたのかもしれません。最近、カメかスッポンかの卵があちこちで掘り返されているのを見かけます。キツネの仕業でしょうか。掘り返されているので気が付きますが、結構あちこちに産卵されているものです。
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道路と同じ色合いで目立ちませんので、車に轢かれないかと心配になりましたが、しばらくして草地に入っていきました。
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稲の周りにある殻のように見えるものは、カイエビです。
元気に動き回っていたカイエビですが、水がなくなると生きられません。
でもカイエビは、一時的にできる水たまりのような環境に適応してきたといわれ、乾燥に耐えられる卵を産んで命をつないでいます。恐竜時代の生きている化石といわれます。
でも、6月が終わるまでは、トノサマガエルのおたまじゃくしがカエルになるくらいまでは、田んぼを乾かさないで、水生昆虫やカエルやカイエビでにぎわう田んぼであってほしいですね。
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カイエビ
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砂丘や干拓地でたくさんみられるようになりました。
白い花をたくさん咲かせていますが、おとなしい印象です。
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アサザ
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6月になるとアサザの花が水辺でみられるようになります。
外来植物のチクゴスズメノヒエが水面を覆っていた時のことが懐かしく感じられます。
除去活動を終えて数年後、アサザの花が水面にたくさん浮かぶようになりました。
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オオヨシキリ
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ヘビも活発に動いているようです。
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マコモの上にずっしりとのっかるアカミミガメ。
こなん水辺公園のこの場所、カメの観察ポイントとなりました。
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河北潟干拓地の牧草地の上空を飛翔していました。
大きいです。
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あまり見慣れていませんので、ちょっと自身がないのですが、特徴と大きさからオオノスリかなと思います。
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同じあたりを行ったり来たり、ホバリングを繰り返していました。
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]]>でも、幹が折れていました。
ビオトープができてから、少しずつ生長するハンノキをみてきましたが、この折れ方、衝撃でした。でも花を咲かせています。
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2017.3.22.
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ハンノキ
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ミシシッピアカミミガメ
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2017.3.22.
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河北潟干拓地の水辺では、アカミミガメが一か所に集まって日光浴していました。まだ肌寒く感じていましたが、こんなにいてビックリ。
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ヒドリガモ
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2017.3.22.
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水路からトコトコ歩いて、ヒドリガモたちが幹線排水路の葉っぱを食べています。
これから海を渡っていくのだから、きっと日中もたくさん食べて栄養を補給しているのでしょう。
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オオジュリン
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2017.3.22.
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オオジュリンがヨシ原やオギ原でみられます。
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